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熱中症にならないように水を飲もう

こんにちは。チーフトレーナーの大橋です。

前回、熱中症がどんなものかを書きましたので、今回は最も大事な予防策となる水分補給についてです。

まず忘れてはならないのが、熱中症はどんな場所でもなる可能性があります。

屋外はもちろん、屋内やプールなどでも熱中症になる可能性は高いです。どんな場所でも常に水分補給を忘れてはいけません。

年齢を重ねると体内の水分量は変化します。

おおよそ成人前の子供が70%に対して、60歳を過ぎてくると50%まで低下してしまいます。

元の水分量が違うわけですから、高齢になっていけばより水分補給が必要です。

必要な水分量は以下のよう計算出来ます。

幼児  120ml×体重 子ども  100ml×体重 成人  35ml×体重 60歳以上 30ml×体重

上記はあくまで目安と考え、計算した量だけ飲めば大丈夫だとは決して思わないで下さい。

消費量に合わせて必要量を摂取しなければならないので、その日の気温や運動量で消費量と必要量は異なります。

上記の計算の量は、最低限必要な量と意識すると良いと思います。必ずプラスの量が必要となります。

喉が乾かない、汗をかかない、暑くない。その症状自体が危険信号です。

喉の渇きを感じたり、体温調節の為に汗をかいたり、暑い寒いを感じるのは身体を守る為に必要な防衛機能です。

防衛機能が働く事で、自分で熱中症などを事前に防ぐ事が出来ますが、高齢の方、不規則な生活の方、明らかに不摂生だなという方は、この防衛機能働は確実に低下しています。

水分補給をしてるといっても、ほぼ確実に水分量は足りていません。

ほんのちょっと消費量や運動量が普段の生活と変わるだけで、簡単に熱中症になります。

そしてこのケースで怖いのは、まさか熱中症になるとは思っておらず、初期症状に気付く事が出来ないで悪化させてしまうという事です。

急激に悪化すれば取り返しのつかない事だってあります。

熱中症は誰もがなる可能性があり、誰でも防ぐ事は可能です。

こまめな水分補給を習慣化していきましょう。



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