歩き姿
歩き姿一つで、とても健康的に若々しく見えたり、年齢以上に年老いて見えたりします。
健康的に若々しく見える方は、肩甲骨から仙骨のラインが真っ直ぐ伸びており、身体がブレず歩幅もしっかりとしています。骨盤と股関節が良く動き、歩くリズムも軽快です。
年老いて見えてしまう方は、肩甲骨から仙骨のラインが丸まるか反りすぎるかになっています。骨盤と股関節の動きが悪く、歩幅が極端に短かく、歩き方に重々しさを感じます。
この差は何で生まれるかというと、もちろん答えは筋肉です。特に背筋、臀筋、ハムストリング。
日々重力に耐えながら体重と荷物の重さが掛かった身体で歩くわけですから、筋肉が無ければ良い歩き姿など保てる筈がありません。
例えば女性の場合でいうと、ヒールのある靴で良い姿勢で歩くのは難易度が高まります。
ヒールですと強制的に姿勢を崩されやすくなり、不安定さもあります。それらの負荷に抵抗しながら良い姿勢で歩くには、それ相応の筋肉が必要です。
その他歩き姿というのは見た目の問題だけではなく、身体への負担に大きく関わります。
単純に良い姿勢で歩ければ、負担が少なく怪我や障害は少なくなりますし、悪い姿勢で歩けば負担は大きく怪我や障害は多くなります。
良い歩き姿と悪い歩き姿では筋力差があるので、当然といえば当然ですね。
歩き姿で見た目どのように思われたいかは個人の価値観だと思うので、どう捉えるかは自由だと思います。
ただ、身体の健康にも関わる事なので、どうせならば良い歩き姿が出来る身体であった方がお得だとは思います。
