相撲と陰陽五行
いきなりですが、今週から大相撲5月場所(夏場所)が始まりましたね!
怪我の状態が気になる横綱・稀勢の里関ですが、3日目が終了して2勝1敗。
ちょっと心配になる勝敗と試合内容ですが、皆さんはどのようにお感じでしょうか?
何はともあれ、自分で出場すると決めたからには、横綱として負け越しは言い訳できません。
是非、頑張って欲しいです。そして、怪我が悪化しませんように…。
何故急にこんな話をしたかというと、実は大相撲にも陰陽五行の思想が見え隠れしているからです。
今日は『相撲と陰陽五行』について、少しご紹介したいと思います。
では、どこに見られるかといいますと、「土俵の上の吊り屋根」です。
吊り屋根の四隅に4色の房が垂れ下がっていますが、これを四房(しぶさ)といい、四房のそれぞれの色は、四季と天の四神獣をあらわし、五穀豊穣を表しているともいわれています。
四神獣とは、青龍・白虎・朱雀・玄武の四神で、それぞれは方角と色に対応しています。
ですから、土俵の上空にある吊り屋根の房の色で、東西南北が分かります。^0^
これは、円形が天・陽を意味し、方形が地・陰を意味しています。
すなわち、相撲は陰陽一体となった太極図の上で行われている競技なんです。
また、行司の「はっけよいのこった」は易(えき)の『八卦』(はっけ)のことを指しているともいわれています。
