もうすぐ七夕
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と、その前に、日本に古くから伝わる伝統行事の中でも、桃の節句や端午の節句、七夕などは現在でも存在していて、知らない人はいないと思います。
これらは『節句』(または、節供)とも呼ばれて、数ある年中行事のなかでも特別でした。
江戸時代はじめに、『五節句』として以下の五つが1年間の重要な節句として定められました。
さて、話を七夕に戻しますが、そもそも七夕の由来ですが、その元となった風習がいくつかあります。
一つは、中国で技巧や芸能の上達を願って行われた「乞巧奠(きこうでん、きっこうでん)」という風習。
二つ目は、中国で農作の時期を知るため行われていた天体観測で生まれた有名な「星伝説」。
三つ目は、最初の二つに、古くから日本で神様に布を捧げる女性を信仰していた「棚機(たなばた)」と呼ばれる風習が重なって、「七夕」の原型が誕生したと考えられています。
ちなみに、和風のカレンダーの中には一月から十二月を和名で書いている物があり、七月は「文月(ふみづき)」と呼ばれています。
この名称で呼ばれるようになったのは「七夕」が関係していると言われています。
その理由として、一説には、一般大衆に「七夕」の行事が広まった際に短冊に願い事の「文(ふみ)」を書くからだと言われています。
何気なく使っている呼び方には、こんな風に色々な風習や自然の営みが隠れていると分かると、何だかロマン感じますね。
今、短冊の話が出ましたが、七夕には短冊に願い事を書いて、笹に結びますよね?
毎週ブログを読んでくださっている方の中にはもうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、この五色が青・赤・黄・白・黒の五色で、五行説の五色です。
短冊の五色には、人間の五徳である「仁・礼・信・義・智」と、それぞれ対応していて、以下の通りです。
せっかく深い意味がある七夕の短冊の色ですから、それをふまえて願い事を書くと願い事が叶いやすいかもしれませんね。
