土用の丑の日はうなぎ♪
今年は梅雨前線が、上手く関東地方だけを外して分布しているらしく、関東は雨が降らずに九州地方や日本海側で雨量が増えているそうです。この分だと、関東地方は今年の夏、水不足になってしまいそうです。
ここ最近、毎年異常気象という言葉を聞いている気がしますが、もうこの状態が通常で、一昔前の状態には戻らないのでしょうか…。
さて今日は、もうすぐ土用の丑の日が来ますので、その由来などについて少しお話ししたいと思います。
元々は土旺用事(どおうようじ)と言ったものが省略されたものです。
もうお馴染みになりました『五行説』。この五行説に季節を割り振ると、
土の性質は全ての季節に均等に存在すると考えられ、各季節の最後の18~19日を「土用」としました。ですから、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間を土用といいます。
冬土用: 1月17日~ 2月3日 春土用: 4月17日~ 5月4日 夏土用: 7月19日~ 8月6日 秋土用: 10月20日~11月6日
昔「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の十二支と「甲乙丙丁戌己庚辛壬癸」の十支を組み合わせて60日周期で日数を考える方法が使われていました。
つまり、土用の丑の日は、土用の期間におとずれる丑の日を指します。
今年は、7月25日(火)と8月6日(日)がその日にあたります。
では、土用の丑の日に、なぜ「うなぎ」を食べるようになったのでしょうか?
うなぎを食べるようになった由来には諸説ありますが、一番有名なのは「平賀源内説」だと思います。
昔から丑の日に「う」のつくものを食べると夏の暑さに負けないという風習があったようです。
