神道と仏教
神道と仏教の違いについてですが、よく鳥居をくぐった中にある建物を「寺」と呼んだり、仏様の像を拝むときに手をパンパンと叩いたりする人を見かけたりしますが、厳密にいえばそれは間違いです。 神社に祀られているのは八百万の神と呼ばれる土着の神様なのに対して、仏教で祀られているのは如来や菩薩、天として呼ばれている神様です。
仏教では人は亡くなると仏になると言われており、拝むときには心おだやかに手を合わせるものとされています。 対して神道の場合、神を拝むときには打ち手をする「拍」を行うものとしていて、その音によって神を呼び出し自分の願望などを伝えるとされています。(故人の霊を祓う場合は音は鳴らさずに手を合わせます)。