身体を疲弊させるトレーニング
いよいよ夏の甲子園が開幕し、熱戦が繰り広げられています。高校野球生活の集大成、悔いの無いように戦ってほしいと思います!
さて、そんな高校野球を見ていると、最近の球児は身体が大きいな〜と思います。
打てば軽くスタンドイン、投げれば140キロや150キロをだす投手も当たり前。
そんな球児達は下半身がガッチリしていて、しっかり作られた身体だな〜と思いつつ、ウエイトトレーニングと食事が徹底されているのだなと感心します。
現在は昔と違い、ウエイトトレーニングを練習の中にしっかり組み込む学校が増えてきました。
怪我の防止や野球のパフォーマンスをあげるには絶対に必要な事なので、とても良い傾向だと思います。
ただし、ただウエイトトレーニングを行なえば良いというわけではないので、気をつけなければいけません。
まず忘れてはいけないのが、ウエイトトレーニングを含め、トレーニングと呼ばれる全てのものは、身体を疲弊させます。
特に競技スポーツにおいては激しく追い込む傾向が強いので、とても身体を酷使します。
ですので、身体のケアと食事も徹底させるべきです。徹底しなければいけません。
トレーニング中に身体が変わるのではなく、トレーニングを行い、その後ケアをして栄養を摂り、休養してる間に身体は変化します。
甲子園に出てるような、ガッチリとした身体つきの球児みたいになろうとウエイトトレーニングだけ行っても、決してガッチリとした身体にはなりません。
しかし、トレーニングは身体を疲弊させ、トレーニングだけでは身体は変わらない。
まだまだ伸び盛りの高校生、指導者次第で大きく変わってしまいます。良い導きをしてもらえたらと思います。
