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立冬の候

こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。

今日は生憎、小雨がぱらつくお天気ですが、ここ最近ようやく秋らしい青空が広がる日が増えてきましたね。

昨日テレビで、天気予報を見ていると、『立冬』という言葉がいたるところで飛び交っていました。

そうです、2017年は11月7日から『立冬』です。

そこで今日は、あまり聞き慣れない『立冬』について、どういったものなのか書いて見たいと思います。

『立冬』(りっとう)とは、1年を24の節気に分けた『二十四節気』(にじゅうしせっき)のうち、19番目の季節にあたります。

二十四節気とは、古代中国で農作業を行ううえで、春夏秋冬を正確に知る必要があり、太陽の動きに合わせて季節の変化を表すものとして誕生しました。

立冬には日付としての立冬と期間としての立冬の2種類があり、日付としては11月7日、期間としては7日から21日までで、次の二十四節気である『小雪』(しょうせつ)までの15日間のことをいいます。

また、立冬以外にも『立春』『立夏』『立秋』もあり、4つ合わせて『四立』(しりゅう)といわれ、季節の大きな節目とされます。

立冬が立春や立秋のように聞き慣れないのは、昔、詩歌の題材としてあまり使用されなかったためと言われています。

よく『冬至』と立冬を同じ意味で捉えている方がいますが、立冬は冬の始まりの日という意味、冬至は1年で一番夜が長い日という意味なので、全く意味合いが異なります。

また、冬至にはよくカボチャを食べると言いますが、立冬には特にこれを食べましょうといった特定の食材はありません。

でも、中国には『立冬補冬、補嘴空』という言葉があり、「冬になったら、冬の食べ物で元気(栄養)を補おう」というような意味です。

この時期は、旬の食べ物がたくさんありますので、そういったものを積極的に食べて、これからの季節に備えていきましょう!!

〈旬の食材〉

野菜   ごぼう・カリフラワー・ブロッコリー・しいたけ・じゃがいも・ながねぎ・野沢菜・にんじん・ほうれんそう

果物   柿・キウイ・みかん・ゆず・りんご

魚貝   鮭・さば・ししゃも・太刀魚・ヒラメ・ふぐ・毛ガニ・たらこ・のり・いくら

立冬 鍼灸 健康

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