ビタミンとミネラル5
今回は去年からの続きで、ビタミンとミネラルについてで、ミネラルの働きについてです。
前回までは、体の組織の成分になる。体液の浸透圧の保持。という働きを説明しました。
人間の身体は生命を維持していくためのエネルギーを作ったり、身体の材料や成分を合成したり、様々な化学反応を繰り返しています。
酵素とは、この化学反応を起こす為に必要な代謝を行う為に必要不可欠なものです。
体内で行われる約300種類の酵素反応に関わっているのがマグネシウムです。
タンパク質の合成は全身の細胞で行われている最も基本的な作業です。
亜鉛が不足すると、肌の状態が悪くなったり、傷の治りが遅くなります。
そのほか銅は、造血や骨、血管の代謝に関わっていて、鉄をヘモグロビンに組み込むにも銅が必要です。
また、皮膚や血管の弾力を保つ為に必要なコラーゲンやエラスチン。これを合成するにも銅が必要です。
このうように、生命を正常に維持する為に身体のありとあらゆる細かいところで力を発揮するのが酵素で、その酵素が十分に力を発揮する為に必要なのがミネラルです。
人間の身体は本当に色々な物が助け合いの力で構成されています。何か特定な物1つだけ摂取すれば良いという事は有り得ません。
さて、全く面白みのない文章になってしまいましたが、ミネラルにはもう1つ大切な働きがあります。それはまた、面白みが出せるように次回にしたいと思います。
