冷えに効く!?|ツボこんにちは、トレーナーの伊藤道生です。皆さんは、月曜日の雪は大丈夫でしたか!?僕は、午後から出張トレーニングで新宿の方に行っていたのですが、ニュースでやっていたような大混雑になる少し前に帰ることができたので、そこまで影響を受けることはありませんでした。昨日・今日とお天気がいいので、大分溶けてくれるとは思いますが、日陰など太陽の恵みが届きにくいところは、週末くらいまで影響があると思いますので、油断しないように気をつけてくださいね。 今、関東地方では大寒波の影響で、朝晩は氷点下になるような寒さです。なので、今日は冷えたカラダを温める効果のあるツボをご紹介したいと思います。創意と工夫、運動と食事、努力と継続で、この寒さを乗り切りましょう!! 冷えというのはカラダが熱をつくれない、熱をカラダのすみずみにまでうまく送り届けられない状態のことです。 その結果、『冷えは万病のもと』という言葉がある通り、新陳代謝や免疫力の低下を招き、カラダにさまざまな不調を引きおこす原因となります。 ツボ押しは、体がポカポカ温まってきて血行をよくする効果があります。ですが、冷たい手では効果が半減してしまいますから、まずは手をすりあわせたり、マッサージして温めることから始めてください。手が温まってきたら、『ちょっと痛いけど気持ちいい』くらいの力加減でツボを刺激します。だいたい1ヶ所につき10回ほど刺激すると指先がじんわりと温かくなってきます。でも、温まり方が足りないなというときは、もう少し回数を増やしてみてください。刺激に対する反応には個人差があるので自分の感覚を大切にしてください。それでは、実際にどこを刺激するのかみていきましょう。 命門(めいもん)手のひらにある冷え性に効くツボで一番有名なツボです。場所は小指の第二関節の中央にあります。ここを反対側の親指で押しながらもんでみましょう。このツボは血行促進に効果があるので、左右両方行ってください。 陽池(ようち)手の甲にあるツボです。手の甲を腕の方に軽くそらせてみると、手首と手の甲の境目にシワが寄ります。そのシワの中央あたりに軽いくぼみがあり、そこが陽池です。ここは月経異常など、冷えからくる婦人病の症状を軽減してくれる効果もあるツボなので、特に女性にオススメです。男性でも、このツボを刺激することで血流が促進されます。 曲池(きょくち)肘を曲げた時にできるシワの親指側の先端にあります。このツボは、肩から首にかけてのコリをほぐし、血流を促してくれるので、肩が凝って手先が冷たという人にオススメです。パソコンを使う時に、右腕が冷えるという人が増えていますが、マウス冷え性、パソコン冷え性などとも呼ばれるこの冷えに有効なツボです。 太衝(たいしょう)足の甲にあるツボです。足の甲を上から見下ろし、親指の骨にそって指から足首に向かって手を滑らせていきます。親指の付け根と人差し指の付け根が合うところが太衝です。血流を改善し脚全体、特に足先の冷えを解消してくれるツボで、身体を温めるツボです。 太渓(たいけい)足の内くるぶしの一番高いところから、アキレス腱方向に手を滑らせていくと、ちょっとくぼんで脈打っている所が太谿です。体内の水分代謝をコントロールすることで、身体全体、特に下半身のむくみを解消し、身体を温めるツボです。 三陰交(さんいんこう)脚の内側で、くるぶしから手の指4本並べた上にあるくぼみです。三陰交は3つの機能(消化吸収・水分代謝・生理機能)に関わる三つの経絡が交わるポイントです。冷え性、生理痛、生理不順、むくみなど女性によく効くツボで、特に冷え性には重要なツボです。 いかがでしょうか?冷えは、身体の血行が滞っている状態です。そのため、代謝が悪く、放っておくと内蔵の機能もどんどん衰えていきます。手軽にできる手のツボ押しは外出先や通勤通学電車など、ちょっとした空き時間にでも試してみてください。
こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。皆さんは、月曜日の雪は大丈夫でしたか!?僕は、午後から出張トレーニングで新宿の方に行っていたのですが、ニュースでやっていたような大混雑になる少し前に帰ることができたので、そこまで影響を受けることはありませんでした。昨日・今日とお天気がいいので、大分溶けてくれるとは思いますが、日陰など太陽の恵みが届きにくいところは、週末くらいまで影響があると思いますので、油断しないように気をつけてくださいね。 今、関東地方では大寒波の影響で、朝晩は氷点下になるような寒さです。なので、今日は冷えたカラダを温める効果のあるツボをご紹介したいと思います。創意と工夫、運動と食事、努力と継続で、この寒さを乗り切りましょう!! 冷えというのはカラダが熱をつくれない、熱をカラダのすみずみにまでうまく送り届けられない状態のことです。 その結果、『冷えは万病のもと』という言葉がある通り、新陳代謝や免疫力の低下を招き、カラダにさまざまな不調を引きおこす原因となります。 ツボ押しは、体がポカポカ温まってきて血行をよくする効果があります。ですが、冷たい手では効果が半減してしまいますから、まずは手をすりあわせたり、マッサージして温めることから始めてください。手が温まってきたら、『ちょっと痛いけど気持ちいい』くらいの力加減でツボを刺激します。だいたい1ヶ所につき10回ほど刺激すると指先がじんわりと温かくなってきます。でも、温まり方が足りないなというときは、もう少し回数を増やしてみてください。刺激に対する反応には個人差があるので自分の感覚を大切にしてください。それでは、実際にどこを刺激するのかみていきましょう。 命門(めいもん)手のひらにある冷え性に効くツボで一番有名なツボです。場所は小指の第二関節の中央にあります。ここを反対側の親指で押しながらもんでみましょう。このツボは血行促進に効果があるので、左右両方行ってください。 陽池(ようち)手の甲にあるツボです。手の甲を腕の方に軽くそらせてみると、手首と手の甲の境目にシワが寄ります。そのシワの中央あたりに軽いくぼみがあり、そこが陽池です。ここは月経異常など、冷えからくる婦人病の症状を軽減してくれる効果もあるツボなので、特に女性にオススメです。男性でも、このツボを刺激することで血流が促進されます。 曲池(きょくち)肘を曲げた時にできるシワの親指側の先端にあります。このツボは、肩から首にかけてのコリをほぐし、血流を促してくれるので、肩が凝って手先が冷たという人にオススメです。パソコンを使う時に、右腕が冷えるという人が増えていますが、マウス冷え性、パソコン冷え性などとも呼ばれるこの冷えに有効なツボです。 太衝(たいしょう)足の甲にあるツボです。足の甲を上から見下ろし、親指の骨にそって指から足首に向かって手を滑らせていきます。親指の付け根と人差し指の付け根が合うところが太衝です。血流を改善し脚全体、特に足先の冷えを解消してくれるツボで、身体を温めるツボです。 太渓(たいけい)足の内くるぶしの一番高いところから、アキレス腱方向に手を滑らせていくと、ちょっとくぼんで脈打っている所が太谿です。体内の水分代謝をコントロールすることで、身体全体、特に下半身のむくみを解消し、身体を温めるツボです。 三陰交(さんいんこう)脚の内側で、くるぶしから手の指4本並べた上にあるくぼみです。三陰交は3つの機能(消化吸収・水分代謝・生理機能)に関わる三つの経絡が交わるポイントです。冷え性、生理痛、生理不順、むくみなど女性によく効くツボで、特に冷え性には重要なツボです。 いかがでしょうか?冷えは、身体の血行が滞っている状態です。そのため、代謝が悪く、放っておくと内蔵の機能もどんどん衰えていきます。手軽にできる手のツボ押しは外出先や通勤通学電車など、ちょっとした空き時間にでも試してみてください。