自分に必要な物
今日は今年2回目の雪。前回程ではありませんが、スタジオ付近は薄っすら積もっていました。
前回のブログの一部で、年齢や生活環境により、その人にとって必要な物は変化すると書きました。
ではどんな時にはどんな物が必要か。これを少し掘り下げて書きたいと思います。
まずは年齢。生活環境という点は抜きにして、年齢だけを考えて説明します。
健康に生涯を過ごすのであれば、身体を動かすという事は全年代で必要です。
身体を動かすのにトレーニングをするというのは大事な事ですが、小学生の年代であれば、トレーニングというよりも運動をするという意識を持つと良いと思います。
公園や校庭などを走り回り、遊びで野球やサッカーやバスケットなど行い、色々な所へ遊びに行く事が大切だと思います。
あえてトレーニングなどの時間を設けなくても、十分にそれだけで健康な身体に成長します。
中学生でもトレーニングとしての時間は必要ないと思いますが、何か競技を行うのであれば、トレーニングとしての時間も多少必要だと思います。
内容は負荷を使ったトレーニングが中心ではなく、走ったり跳んだりと俊敏性を高めたり、身体がしなやかに動くようにストレッチなどで関節可動域や柔軟性を高めたり、身体が動ける幅、使える範囲、様々な動きに適当出来る許容量を大きくしてあげれると良いと思います。
高校生、大学生ぐらいになればそれにプラスして、負荷を使ったトレーニングをいれても良いと思います。
ただ普通に日常を過ごすのであれば、特別負荷を使ったものは必要ありません。
しかし、何か競技を行うのであれば、負荷を使ったトレーニングは必須となります。
その内容は競技ごとに細かく違うので、今回ここでは省略致します。
30代に入ってきたら、ただ普通に日常を過ごすのでも、負荷を使ったトレーニングは必要だと思います。
30代を過ぎてくれば、何もしなければ筋肉はどんどん落ちやすくなります。
地球上で生活していれば、常に重力に抵抗して生活しているので、筋肉が落ちると重力に抵抗して生活するのが辛くなります。
例えば、最近よく足を組んで座る事が多くなった。そんな事はありませんか?
原因として、身体の歪みなどもあるかもしれませんが、腰や臀部の筋肉が落ちてきたというのも原因として考えられます。
これは座っていて、重力に抵抗しつつ自分の体重を支えるのが辛くなり、足を組む事で片側の腰や臀部の筋肉を休ませているのです。
この程度であれば日常生活に影響はありませんが、このまま何もしないで年齢を重ねていけば、日常生活に影響があるレベルの支障が出てきます。
支障が出てくるとこれは大変。本格的に負荷を使ったトレーニングを行う必要性が出てきます。
もちろんそのトレーニングだけを行えばよいというわけではありません。柔軟性や可動域の確保も必要です。
40代に入ってくると、それまで何もしていなければ、普通に日常生活を過ごすだけでも負荷を使ったトレーニングは更に必要となります。
負荷を使ったトレーニングというと、ウエイトトレーニング、筋肉をつけるというイメージがあると思いますが、ここからはそれだけではなく、プラスαの事があるという意識を持つと良いという思います。
続きを書きたいところですが、あえて今回はここまで。皆さんが即行動出来るように、求める欲が湧き出てくれればと思います。
