選手のトレーニング
平昌オリンピックが始まり、日本人選手もメダル獲得と大活躍しています。
私はなんとなく結果だけをチェックしている感じですが、選手がどんなトレーニングをしているか、これにはとても興味が湧きます。
選手達に直接会って聞く事などは不可能なので、自分で調べられる程度のリサーチですが、ま〜流石に色々な事をしているな〜と思います。
その中でも興味があるというか、難しいなと思う事が2つあります。
具体的なトレーニング方法をというわけではないのですが、競技動作を模倣したトレーニングと十代二十代前半の若い選手のトレーニング。この2つです。
選手のトレーニングのゴールは試合に勝つ事がゴールであり、これが絶対的なトレーニングをする意味だと思います。
つまりトレーニングをするのにパフォーマンスが下がるなんていう事は禁忌であるはずです。
これを考えるとトレーニングメニューを組むのはかなりのプレッシャー。。。関わっている人はすごい。。。
その1つで競技動作を模倣したトレーニング。どこまでパフォーマンス向上に繋げられるか、かなり試行錯誤だと思います。
このトレーニングは簡単に言うと、競技動作中に使われる筋肉や関節の動きの向上を狙ったトレーニングです。
しかしこれは、あくまでも模倣しているので、競技動作そのものとは違います。厳密に言えば競技動作とは全く異なる動きとも言えます。
競技動作中に使われている筋肉や関節を鍛えるには、競技動作そのものが1番ダイレクトに刺激が入りますが、更なる向上を目指すのであれば、競技動作だけの刺激では限界があるのは確かです。
そこで競技動作に負荷を掛け、模倣したトレーニングを実践します。しかし、競技動作そのものではない。
厳密には競技動作と違う動作を行うとことで、パフォーマンスは低下してしまうのではないか。
模倣でも負荷を掛けて競技動作を行う事で、実際の動作に活きてくる。
ここをどう考慮するか、さじ加減をどうするか、どう選手に理解させるか。
ちょっと長くなったので、若い年代の選手のトレーニングについては次回にしたいと思います。
