免疫力向上|ツボこんにちは、トレーナーの伊藤道生です。平昌オリンピックも羽生・小平の金メダルでおおいに盛り上がってますね!今日のパシュートも果たして金メダルが獲れるか(!?)期待しましょう!! そんな中、今回の冬は本当に寒いですね。何度も書いてしまいますが、インフルエンザが世界的に猛威を振るっているそうです。僕の奥さんが先生をしている幼稚園でも、お休みの子が多いみたいで、学級閉鎖とまではいかないそうですが、子供の人数が少なくて寂しい感じだそうです。 そこで今回は、免疫力向上に役立つ『ツボ』をご紹介したいと思います。 チーフトレーナーの大橋が、腸の大切さについてブログを書いていますが、人間の免疫細胞の70%が存在している場所は、『腸』です。腸が、免疫システムの司令塔となっています。腸内の免疫細胞が活性化している状態は、免疫力が高く病気になりにくい状態です。 そのためのには、腸内環境が良いことが条件になってきます。つまり、腸内環境を整えると、誰でも免疫力を上げることができるということです。 そもそも、免疫力は何故低下するのかというと、暴飲暴食などの食生活の乱れや、睡眠不足などによる疲労の蓄積と自律神経のバランスの乱れ、ストレスや加齢、そして寒さや乾燥などの外部的要因で機能が低下すると言われています。 東洋医学的には、特に生命力の源と言われている『腎』の機能の低下が、免疫力の低下に深く関わっていると考えられています。『腎』は寒さに弱く、また『腎の気』(じんのき)と呼ばれるエネルギーは就寝中に蓄えられると言われているので、体を冷やさないこと、質の良い睡眠を心がけることが免疫力アップには大切です。 兪府(ゆふ)場所は、鎖骨と胸骨の角にあるくぼみです。免疫反応をコントロールするTリンパ球を育てるツボと言われています。息を吐きながら、痛気持ちいいくらいの強さで10回程度押すといいと思います。 足三里(あしさんり)足三里のツボはひざの下あたりです。人差し指から小指まで4本の指を揃えて、ひざのお皿のすぐ下、外側のくぼみに人差し指をおいたときに小指があたっている部分の周辺にあります。押すと気持ちのよい痛みを感じるところで大丈夫です。足三里は、足膝に腫れ痛み、嘔吐・下痢・腹痛、鼻づまり、耳鳴り、咽喉の腫れ痛みなどにも効果があるとされています。指で押してもいいですが、やや硬く押しづらいので、ゴルフボールやくしの柄などを使ってもいいと思います。 腎兪(じんゆ)腎兪のツボは背中側の腰の辺りにあります。おへその高さで、背骨から指2本分(人差し指と中指を揃えた横幅)離れたところに左右2つあります。背骨の両脇の筋肉がふくらんでいる部分です。腎兪には、目眩、耳鳴り、胃痛・腹痛、消化不良、残尿感、浮腫、膝の痛み、腰部の冷えなどにも効果があるとされていて、さらに女性特有の生理痛、月経不順、帯下にも効果があるとされています。 中脘(ちゅうかん)ツボの位置は、おへそから指6本分真上辺りです。おへそからみぞおちまでの中間くらいの位置です。免疫機能の低下に深く関係する五臓六腑の健康を守ってくれるツボで、息を吐きながら、両手の中指の背側面を合わせた状態にして痛くない程度に10回押します。妊娠中の人は刺激を強くしないよう、ごく弱めにしてください。 合谷(ごうこく)手の甲の親指と人差し指の指骨が交わる部分にあります。合谷を刺激すると自律神経のバランスが正常になり、ストレスによって低下した免疫力がアップすると考えられています。頭痛、鼻水、脳卒中などの脳血管疾患予防にも、ある程度の効果があるそうです。自律神経失調症、更年期障害対策としても有効なので、万能ツボという別名があります。合谷は、普段から意識して刺激したいツボです。押し方は、逆の手の親指を使い、左右両方とも強めに指圧します。 全てを刺激する必要はありません。一通りやってみて、自分がやりやすい・痛きもちい・ここなら続けられそうと思える場所を選んでやってみてください。何事も、継続してできることが大切です。
こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。平昌オリンピックも羽生・小平の金メダルでおおいに盛り上がってますね!今日のパシュートも果たして金メダルが獲れるか(!?)期待しましょう!! そんな中、今回の冬は本当に寒いですね。何度も書いてしまいますが、インフルエンザが世界的に猛威を振るっているそうです。僕の奥さんが先生をしている幼稚園でも、お休みの子が多いみたいで、学級閉鎖とまではいかないそうですが、子供の人数が少なくて寂しい感じだそうです。 そこで今回は、免疫力向上に役立つ『ツボ』をご紹介したいと思います。 チーフトレーナーの大橋が、腸の大切さについてブログを書いていますが、人間の免疫細胞の70%が存在している場所は、『腸』です。腸が、免疫システムの司令塔となっています。腸内の免疫細胞が活性化している状態は、免疫力が高く病気になりにくい状態です。 そのためのには、腸内環境が良いことが条件になってきます。つまり、腸内環境を整えると、誰でも免疫力を上げることができるということです。 そもそも、免疫力は何故低下するのかというと、暴飲暴食などの食生活の乱れや、睡眠不足などによる疲労の蓄積と自律神経のバランスの乱れ、ストレスや加齢、そして寒さや乾燥などの外部的要因で機能が低下すると言われています。 東洋医学的には、特に生命力の源と言われている『腎』の機能の低下が、免疫力の低下に深く関わっていると考えられています。『腎』は寒さに弱く、また『腎の気』(じんのき)と呼ばれるエネルギーは就寝中に蓄えられると言われているので、体を冷やさないこと、質の良い睡眠を心がけることが免疫力アップには大切です。 兪府(ゆふ)場所は、鎖骨と胸骨の角にあるくぼみです。免疫反応をコントロールするTリンパ球を育てるツボと言われています。息を吐きながら、痛気持ちいいくらいの強さで10回程度押すといいと思います。 足三里(あしさんり)足三里のツボはひざの下あたりです。人差し指から小指まで4本の指を揃えて、ひざのお皿のすぐ下、外側のくぼみに人差し指をおいたときに小指があたっている部分の周辺にあります。押すと気持ちのよい痛みを感じるところで大丈夫です。足三里は、足膝に腫れ痛み、嘔吐・下痢・腹痛、鼻づまり、耳鳴り、咽喉の腫れ痛みなどにも効果があるとされています。指で押してもいいですが、やや硬く押しづらいので、ゴルフボールやくしの柄などを使ってもいいと思います。 腎兪(じんゆ)腎兪のツボは背中側の腰の辺りにあります。おへその高さで、背骨から指2本分(人差し指と中指を揃えた横幅)離れたところに左右2つあります。背骨の両脇の筋肉がふくらんでいる部分です。腎兪には、目眩、耳鳴り、胃痛・腹痛、消化不良、残尿感、浮腫、膝の痛み、腰部の冷えなどにも効果があるとされていて、さらに女性特有の生理痛、月経不順、帯下にも効果があるとされています。 中脘(ちゅうかん)ツボの位置は、おへそから指6本分真上辺りです。おへそからみぞおちまでの中間くらいの位置です。免疫機能の低下に深く関係する五臓六腑の健康を守ってくれるツボで、息を吐きながら、両手の中指の背側面を合わせた状態にして痛くない程度に10回押します。妊娠中の人は刺激を強くしないよう、ごく弱めにしてください。 合谷(ごうこく)手の甲の親指と人差し指の指骨が交わる部分にあります。合谷を刺激すると自律神経のバランスが正常になり、ストレスによって低下した免疫力がアップすると考えられています。頭痛、鼻水、脳卒中などの脳血管疾患予防にも、ある程度の効果があるそうです。自律神経失調症、更年期障害対策としても有効なので、万能ツボという別名があります。合谷は、普段から意識して刺激したいツボです。押し方は、逆の手の親指を使い、左右両方とも強めに指圧します。 全てを刺激する必要はありません。一通りやってみて、自分がやりやすい・痛きもちい・ここなら続けられそうと思える場所を選んでやってみてください。何事も、継続してできることが大切です。