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花粉症対策|ツボ

こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。

今年ももう3月になっちゃいましたね。

昨日まで暖かかったのに、今日は一転肌寒い一日になりそうです。

季節の移り変わりのときには、こんな感じで徐々に変化していくものですが、今シーズンは冬が寒かっただけに、いつもより寒暖差が大きく感じます。

それでも、春に向けて少しずつ変化しているので、もう少し辛抱しましょう!

春に近づくにつれ、大変になるのが『花粉症』の方ですね。

幸いに、僕はまだ花粉症にはなっていないのですが、いつどのタイミングで発症するか分からないので、毎年「今年は大丈夫かな」と不安になります。

そこで今日は、花粉症対策として有効なツボをご紹介したいと思います。

花粉症になるとアレルギー反応により、花粉を洗い流すためにサラサラした透明な鼻水や涙が大量に出ます。

鼻水はすすると、耳まで達して中耳炎を起こすこともあるので、なるべくすすらずに、かんで外に出すことが大切です。

でも、力まかせに強くかみ過ぎると耳が痛くなったり、鼻血が出たりするので注意が必要です。また、鼻づまりを放っておくと口呼吸になり、のどが乾燥して炎症を起こしたり、睡眠不足の原因になることもあります。

〈花粉症の全般的な症状を改善するツボ〉

合谷(ごうこく)

首から上の症状全般に効くので、鼻水・鼻づまりから、目のかゆみや充血、顔のむくみ、頭痛など、花粉症のさまざまなツラい症状の改善に効果が期待できるツボです。

手の甲側、親指と人差指の骨が交わっている所のくぼみ部分になります。

押す方の手と反対の人差し指と親指で挟んで痛気持ちいい程度の強さで揉んでください。

曲池(きょくち)

曲池も合谷と同じように万能のツボです。

花粉症による目の炎症や疲れ目から手首や肘、肩の痛み、便秘や下痢など様々な症状に効果を発揮すると言われています。

肘を曲げた時にできるシワの外側部分になります。

強く押しすぎないように注意してください。

手三里(てさんり)

このツボは花粉症で悩まされる鼻炎だけでなく、肩こりや貧血などにも効果的なツボです。

曲池から手の方へ指2本分離れた位置になります。

こちらもあまり強く押しすぎないように気をつけましょう。

〈目の充血やかゆみを改善するツボ〉

魚腰(ぎょよう)

花粉症の症状だけでなく、白内障や老眼など目の症状に効くと言われています。

眉毛の真ん中になるのですが、鏡を見た時に黒目の真上にあるヘコミの部分になります。

痛みを感じやすい場所なので、強く押しすぎないようにしてください。

清明(せいめい)

疲れ目や目の充血などに効果的で、目が疲れたときに自然と押していることも多いツボです。

目頭と鼻の付け根の骨の間にあります。

人差し指と親指の腹でつまんで、ぐっと押しこむように刺激しますが、眼球が近いため強く圧迫しないように気をつけましょう。

承泣(しょうきゅう)

目のかゆみや充血に効果的と言われています。

鏡を見た時に黒目の真下にある窪んだ部分です。

下から押し上げるように刺激しますが、指が目に入らないように注意してください。

太陽(たいよう)

このツボは別名『眼医者ごろし』と言われるほど、花粉症の症状だけでなく様々な眼病の改善が期待できると言われています。

眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼんだ所にあり、閉じた口を開けた時、ややへこむ箇所に当たります。

親指をツボにあてて、他の指で頭を押さえながら押します。

〈鼻水・鼻づまりを改善するツボ〉

迎香(げいこう)

花粉症の症状の中でも特に厄介な鼻水や鼻づまりに効果が期待できるツボとして有名です。

小鼻の左右のふくらみのわきにあります。

犬歯の根本に位置し、ここに人差し指と中指を引っかけるようにして下に強く押すと、鼻の通りがスッとよくなり、鼻づまりの改善に役立ちます。

大椎(だいつい)

冷え性に効果があるとして有名なツボですが、鼻水を止める効果もあるとされています。

首を前に倒した時、首と背中の付け根に飛び出る骨の下にあります。

ここはちょっと押しづらいので、蒸しタオルや使い捨てカイロ、シャワーなどで温めても効果が期待できます。

いかがでしょうか?

ツボ押しもぜひやってみていただきたいですが、大前提として、手洗いやうがい、家に入る前に花粉を落とすなど、基本的なことはやりましょうね!

花粉症 ツボ 鍼灸

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