食養生 1
日曜日には夏日を記録したところも多く、5月も中旬に差し掛かろうとしているのに、まだまだ寒暖差が大きいので、体調を崩されないように気をつけてくださいね。
具体的に気をつける事は沢山ありますが、その中の1つに『食事』があると思います。
今回は、東洋医学の観点からみた『食事』について触れていきたいと思います。
四気は別名を『四性』ともいい、食材が体内に入ったときの寒熱性をあらわしたものです。
程度により、寒・涼・温・熱の4つに分類できますが、寒にも熱にも属さない穏やかな食性である『平』性を入れて、『五気』という場合もあります。
涼性や寒性はカラダを冷やし、体内の余分な熱をとり、機能を鎮静させたり、便通をよくしたりします。
とうがん、はと麦、緑豆、ウコン、豆腐、セロリ、茄子、きゅうり、トマト、にがうり、ごぼう、大根、白菜、
ほうれん草、れんこん、あさり、しじみ、カニ、わかめ、バナナ、スイカ、梨、かき、そば、緑茶、塩、白砂糖、
温性や熱性はカラダを温め、気や血液の流れをよくして、新陳代謝を高めます。
しょうが、ネギ、しそ、紅花、シナモン、唐辛子、コショウ、山椒、ニンニク、たまねぎ、らっきょう、ニラ、
かぼちゃ、かぶ、菜の花、羊肉、鶏肉、マグロ、サケ、エビ、栗、桃、紅茶、もち米、酒、ワイン、黒砂糖、
カラダを冷やしたり、温めすぎたりもせず、どちらにも属さない穏やかな性質をもつのがこの平性です。
黒ごま、山芋、クコの実、梅、うるち米、大豆、じゃがいも、さつまいも、さといも、きくらげ、しいたけ、
キャベツ、卵、牛肉、すずき、ピーナッツ、イチゴ、ぶどう、りんご、すもも、いちぢく、はちみつ、氷砂糖、
季節やその時の体調などを考慮して食材を選べるといいと思いますが、中々難しいと思います。
以外と、そのとき自分が食べたいと欲している食材が、カラダが必要としている食材だったりするので、自分のカラダの声に耳を傾けてあげてください。
