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身体の状態を知るものさし|『気』『血』『水』

こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。

先日休みの日がたまたま甥っ子の運動会で、久しぶりに小学生の運動会を観に行きました。

その中で1年生の玉入れがあったのですが、僕が小学生のときとは違い、『リズム玉入れ』なるものに変わっていました。

音楽が鳴っている間は踊って、音楽が鳴らないときに玉を入れる。 踊りはお尻フリフリで♪ それがカワイイのなんの…。^o^

うちの奥さんは、「自分とこの幼稚園でもやる」って、めっちゃテンション上がってました↑↑↑

さて今日は、前回、身体の状態を知るものさしとして、『虚実』『陰陽』『気・血・水』というものがあるとご紹介しましたが、今日はその中の『気・血・水』について、もう少し詳しくお話ししていきたいと思います。

まずはそれぞれの役割を簡単にご紹介すると、

『気』は目に見えない生命エネルギーのこと。

『血』は、脾臓、胃、肺、肝臓に関係していて、全身に栄養を送る役目のこと。

『水』は『津液』ともいい、体内のすべての正常な水液(唾液や唾、胃液、涙、汗、尿など)のこと。

をいいます。

『気』とは、元気の「気」、陽気の「気」。「病は気から」ともいうように、体の不調は、気と直結していることがあります。

気の量が不足や、流れが滞っているような気の変調は、ダルい、疲れやすい、手足の冷え、情緒の不安定などのエネルギー不足を思わせる症状が見られます。このほか、イライラ、動悸、咳なども、気の低下からくる症状のひとつです。

改善方法には、気を補う食材である穀類や豆類を食べたり、睡眠時間を十分にとったりすることがオススメです。

『血』の不調により起こりうるトラブルは、血の不足、血が滞る瘀血(おけつ)、血の熱による血熱などが挙げられます。

目の下にクマができやすかったり、肌がくすんだりという症状が見られるのであれば、血の働きが悪くなっているのかもしれません。このほか、血がこもると、発熱、出血、乾燥、月経過多などの症状が現れるケースも挙げられます。

改善方法には、体を温めたり、体を動かしたりして、血行をよくすることがオススメです。

『水』が不足気味になると、肌や髪の乾燥、関節の異常、便秘などが見られます。

逆に、『水』の過剰は、むくみ、下痢、頻尿などが起こりやすくなります。

余分な水が長期間、体内にたまると、『水毒』といわれる不調を招きます。

乾燥していたり、むくみがちだったりするなら、水の働きに異常が出ているのかもしれません。

こういった症状がある場合は、水が不足しているのか滞っているのかを見極め、デトックスしたり、新たな水を取り入れたりすることがオススメです。

次回は、この『気・血・水』から見る4つの肥満タイプとその対処法をご紹介したいと思います。

東洋医学 気 血 津液 鍼灸

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