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身体の耐久度2

こんにちは。チーフトレーナーの大橋です。

さて、前回の続きです。

最初に弁解しておきますが、今回の内容は特定の運動やスポーツを否定するわけではなく、そこにある事実をただ説明するというだけですので、ご理解願います。

前回書いたように、激しい運動やスポーツは確実に身体に負担がかかります。

具体的に言うと、激しくぶつかり合うコンタクトスポーツや、過度な体重や体型の調整が必要なスポーツなどは、負担がとても大きいです。

アメフト、ラグビー、相撲、ボクシングや格闘技系などは最たるものです。

これらスポーツの年間の試合数を考えると、スポーツの激しさ、負担の大きさが理解できます。

例えば、アメリカで最も人気のあるNFL(アメフト)はレギュラーシーズンが16試合。日本のXリーグが10試合となっています。

運営上の理由というのもあるとは思いますが、身体の負担を考えると、これぐらいが限界だと思います。

毎試合交通事故レベルの衝撃を受け、1年で選手生命を終わらせるわけにはいきませんからね。

仮に運営上の理由が全てクリアになったとしても、試合数が劇的に増える事はまずあり得ないと思います。

ボクシングや格闘技系の激しさは容易に想像がつくと思います。

過度な減量や増量を繰り返し、殴り蹴り、投げたりするわけですからね。

先程例にあげた中で、相撲はちょっと特殊だと思います。

何が特殊かというと、取り組みの回数。所謂試合数が多いということです。

大相撲の本場所は年6回。取り組みの回数は幕下以下か十両以上によって異なりますが、幕下以下が42番、十両以上が90番となります。

その他本場所に加え、間に行われる地方巡業が年4回。日数にすると最近では70日間を超えます。

大相撲も交通事故レベルの衝撃を繰り返しますし、過度な体重コントロールも必要となりますから、その負担に加えてこの試合数とは、力士達の負担は想像を絶します。

趣味で行なっているスポーツや運動などでも、激しく高度な運動強度だったり、急激な体重コントロールを繰り返していれば、身体への負担は競技スポーツに近いぐらい大きいものになります。

競技でも趣味でも、使っている身体そのものは同じで、負担がかかる事を回避するのは不可能なわけですから、身体のケアやメンテナンスがとても重要です。

運動やスポーツそのものは身体に負担をかける行動で、身体には耐久度がある。だから身体のケアとメンテナンスは必須である。栄養と運動と休養をセットで考えなければいけない。

この事実を忘れてはいけない。

さて、ちょっと長くなり、まとまりが無くなってしまいました。。。

ですので、また次回に続くです。。。

身体 耐久 運動 スポーツ

​SML

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