七夕
途中までは、本当にベスト8に行けるんじゃないかと、わくわくドキドキしながら観戦していましたが、ベルギーの底力は凄かったですね!
でも、本気のベルギーと試合できたことで、本当の世界との距離を知ることができた試合だったのではないでしょうか?
1年前にも、七夕について書きましたが、今年も書いてみたいと思います。
七夕と言われて思い描くのは、『笹』と『短冊』という方は多いのではないでしょうか?
でも、どうして笹に吊るすようになったのか、そして短冊にはどんな意味があるのか知らない人も多いのでは? そこで、今回は笹に吊るすようになった由来と、短冊の意味を見ていきたいと思います。
七夕よりもずっと前から、笹(竹)は神聖なものとして大切にされていました。
それだけ神聖なものだからこそ、自分たちの願いを書いた短冊を吊るしていたのでしょう。
七夕の風習が日本に広まった当初は短冊を飾るということはありませんでした。その代わりに飾られていたのが五色の糸です。
この五色は世界を構成する自然を表す色といわれており、「青」・「赤」・「黄」・「白」・「黒」です。
それぞれ青は緑の「木行」、赤は炎の「火行」、黄は大地の「土行」、白は土に埋まっている金属の材料となる鉱物の「金行」、黒は命を育む水の「水行」の五つに対応し表しています。
また、この五つの色は人が持つべき五徳(ごとく)「仁・礼・信・義・智」という教えも表しているといわれています。
五徳は儒教の考え方であり、中国の思想家で有名な孔子が基礎を築いた思想です。
そして、実は自分の願い事の内容に近い意味を持った色の短冊にお願いごとを書くと、願い事が叶いやすくなります。(たぶん…)
今まで色を気にしていなかった方も、今年は意識して選んでみると楽しいですね。
