金刀比羅参り
こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。
金刀比羅宮は香川県琴平町の象頭山(ぞうずさん)中腹に鎮座する神社で、『こんぴらさん』の愛称で有名です。 全国にある金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社の総本宮で、とても長く続く参道の石段などでも有名で、参道口から御本宮まで785段、奥社まで登ると1368段もあるそうです。
金刀比羅宮は、大物主(おおものぬし)という海上や医薬・技芸の神様が祀られていて、『こんぴら』という言葉の語源がサンスクリット語の『クンビーラ』(ワニの姿をした水神)だそうです。 海上交通の守り神として信仰されており、境内の絵馬殿には航海の安全を祈願した多くの絵馬が見られます。
江戸時代、参拝の旅は長旅で大変だったので、他の人に代理参拝を依頼することもたくさんあったそうです。 代理参拝を依頼されたのは人ばかりではなく、飼い主に代わって犬が「こんぴらさん」に代理参拝することもあったそうです。(真偽不明) このような犬を『こんぴら狗』(いぬ)と呼んだそうで、参道の途中に居ました。
