お盆ですね
お盆とは、仏教行事の盂蘭盆会(うらぼんえ)であると解釈される場合もありますが、実は本当の所はよく分からないそうです。そもそも仏教には祖先の霊がお盆に帰って来るという思想がないとのこと。 日本のお盆は、祖先崇拝や民俗信仰の御霊祭に仏教の盂蘭盆会が融合して出来たもののようです。
七夕では年に一度の彦星と織姫の再会ですが、お盆は祖先の霊との再会であり、遠い所に離れて暮らす人々との再会でもあります。更に七夕で飾られる笹は、祖先の霊が宿る依り代(よりしろ)と考えられています。 七夕で願いを書く五色の短冊は陰陽五行論の五行の色ですし、京都の大文字の送り火は、元々は大の字ではなく☆型であり、五行を現していたといいます。