東洋医学からみる6つの体質 5トレーナー 伊藤 道生2018年9月19日読了時間: 2分 こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。今日は爽やかな秋晴れですね。ようやく暑さがおさまってきたかと思えば、関東地方では2日続けてのゲリラ豪雨。地下道や駅が水浸しの映像がありましたが、そんな場面に遭遇したら本当に恐怖ですね。家族で改めて、緊急避難場所の確認をした今日この頃です。 さて今日は、東洋医学からみる6つの体質『瘀血』(おけつ)について書いていきたいと思います。 瘀血(おけつ)タイプこのタイプの人の特徴は、顔色や唇の色が暗い・頭痛・肩こり・手足の冷えなどです。血がドロドロして、めぐりが悪い状態をさします。血のめぐりが悪いと、抹消の栄養不足と老廃物の蓄積から、顔や唇の色が暗くなり、シミやそばかすが多くなりやすくなります。そのほか、手足の冷えや便が黒っぽくなるなどの症状が現れます。さらに血行不良が続くと、慢性的な肩こりや頑固な頭痛・関節痛、女性の場合ですと、生理痛や生理の血に黒っぽいレバー状のかたまりが混じることがあります。瘀血はいろいろな病のもととなり、この状態が続くと、心筋梗塞・狭心症・脳卒中・子宮筋腫など様々な病気になることがあります。 オススメの食材は、イワシ・サンマ・サバ・カニ・ドジョウ・玄米・玉ねぎ・ニンニク・らっきょう・にら・ねぎ・生姜・黒きくらげ・シナモン・サフラン・黒酢・桃・ウコン茶など ポイントは、・美食、過食を避ける・適度な運動を心がける・血をサラサラにする食材を多く摂る・体を冷やし過ぎないようにする ポイントを踏まえ、脂肪、とくに肉の脂身、バター、甘いもの、塩辛いもの、味の濃いもの、冷たい飲み物やアイスなどの食べ過ぎに注意しましょう。 次回は『痰湿』(たんしつ)についてご紹介したいと思います。
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