厄年トレーナー 伊藤 道生2019年1月15日読了時間: 2分こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。新年も明けて、もう半月過ぎましたね〜。時間の経過が早くてビックリです。 僕は、今年本厄で、毎年初詣に成田山、八方除けに寒川神社に詣でます。今年も、行ってきました。バッチリ厄除けもしていただきました! そこで今日は、そもそも厄年って何という方もいらっしゃると思いますので、少し説明してみたいと思います。 今年は、25歳…1995年(平成 7年)生まれの男性 42歳…1978年(昭和53年)生まれの男性 大厄 61歳…1959年(昭和34年)生まれの男性 19歳…2001年(平成13年)生まれの女性 33歳…1987年(昭和62年)生まれの女性 大厄 37歳…1983年(昭和58年)生まれの女性 61歳…1959年(昭和34年)生まれの女性が本厄で、前後1年が前厄・後厄です。 厄年の起源は中国の陰陽道と言われています。厄年は、陰陽道の吉凶占いを元にして、安倍晴明が平安時代に拡めたと言われています。昔の人達は厄年以外にも厄日や厄月など、災難や災いを非常に恐れ,、お払いや祈祷を行なっていたようです。 また、厄年を民俗学的に見ると、『役年』になります。ある一定の年齢になると、神社やお寺で『役』をするという習慣からです。『役』になると、それなりに身を清め、行いを慎まなければいけませんでした。その役を終えて、はじめて一人前の社会人として、周囲の人から認められたといいます。次第に、この『役』の年齢に差し掛かる頃には、精神的なものや肉体的なことに変化が起こりやすく、体を壊したり、思いも寄らぬ受難を受けたりするという、人生の節目になっていることが分かってきました。昔の人は、厄年を『役年』とすることで、役についた者に様々な制約をもうけ、『厄』から逃れていたようです。 『役年』は、地域によって年齢がバラバラで統一されたものではありませんでした。そこで、陰陽道をもとにして、方位、日時の吉凶が定められ、災いを招きやすい年齢として、厄年が決められたのです。現在のような形になったのは、江戸時代に入ってからのようです。 厄年は、数え年で数えますが、日本では古くから数え年で年齢を数えていました。現在は、生まれた年を0歳、はじめての誕生日を迎えて1歳と数えますが、数え年は、母の胎内から出たそのときから1歳と数えます。ですから、1年たってはじめての誕生日を迎えたときには2歳ということです。今は、この数え年で数えるのは、法事などの年忌のときや、七五三、古希、喜寿のお祝い、享年などのときのみで、ほとんどが満年齢で数えるようになっています。 厄年をむかえる人は、自分の暮らしや健康を見つめ直す絶好の機会ととらえてみてはいかがでしょうか。
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