その運動はどんな運動?
いや〜毎日寒いですね。インフルエンザの流行は少し落ち着いた感じですが、寒さからか体調を崩す方はまだ多いですね。
体調を崩さない為には高い免疫力。高い免疫力の為には栄養と運動と休養。
とても大事なこの3要素、栄養と休養は普段の生活の中に組み込まれていますが、運動は意識的に生活の中に組み込む必要があります。
現在、日本のフィットネス人口は3.3%と言われています。しかしこれはフィットネスクラブの会員数から出されている数字なので、フィットネスクラブ人口が3.3%という事になると思います。
フィットネスクラブに入会していなくても運動をしている方もいますので、実際に運動をしている人口は3.3%以上という事になるはずです。
スポーツ庁が実施している、平成29年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」によると、
この1年間に運動・スポーツはしなかった、かつ、現在は運動・スポーツをしておらず今後もするつもりがない。20.7%(前年度27.2%)
このデータを見る限りは、運動をする人や運動の頻度は増えています。しかもほぼ年々増えています。
つまり、本人の意識は別として、高い免疫力を得る為に必要な運動を生活の中に組み込んでいる方が増えているという事ですね。
インフルエンザの患者数は過去最多になり、医療費も膨れ上がるばかりです。
組み込んでいる運動が免疫力を高める運動になっていないからと、他の2要素が不十分だからです。
運動だけを始めても本当に免疫力が高まり健康になる事はありえません。
むしろ運動しかしていなかったら、それは身体にとってはダメージ、マイナスとなります。運動が激しくなればなるほどマイナスです。
運動をする人が増えているとしても、いったいどれだけの人が免疫力を高める、健康になるという意識をもって運動に取り組めているでしょうか?
恐らく質問をすれば、半数以上の人が意識していると言うとはずです。
ただ現状、世の中的にはまだまだ「意識を」しているという感じよりも「意識は」しているという風に感じます。
もちろん余暇として楽しむことが悪いというわけではありません。その目的が1番だって問題ありません。
ただせっかく意識的に運動を生活の中に組み込み、組み込む余裕も出来たわけですから、人生の資本である身体の為にという意識を少しでも多くもってもらえたならと思います。
