乗り物酔い|ツボ
まだ、寒くなる日もあるかと思いますが、これから3月・4月に向けてどんどん暖かくなり、外出もしやすくなりますね!
外出といえば、これからの季節、高校生や大学生の卒業旅行など、最後の思い出作りに出かける方も多くいらっしゃるかと思います。
せっかくの楽しい時に、雰囲気を壊しかねないのが『乗り物酔い』ですよね!?
そこで今回は、乗り物酔いをしやすい方のために、効果のあるツボをご紹介してみたいと思います。
まず、なぜ乗り物酔いが起きてしまうのか、そのメカニズムを知っておきましょう。
まず1つ目は、『車の揺れ』が内耳の三半規管に影響を及ぼします。加減速時に起きる前後の揺れや、車線変更時の左右の揺れが三半規管を刺激してしまうのです。
次に、『体感の差』。目に入ってくる景色は動いているし、揺れも伝わってくるのだけど、身体はシートベルトで固定されているため、この感覚のズレが脳に伝わり、気持ち悪いと感じるようになります。
3つ目は、『突発的な自律神経の失調』。不快感がストレスになり、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて、血圧が変動したり胃が動いたりして吐き気が起こります。
サングラスは、目から入ってくる情報を和らげる役割があるといわれています。そのため、車中から見える目まぐるしい景色の変化を抑え、車酔いの防止に役立ちます。 また、太陽光の強い刺激によって車酔いが誘発される場合にも、サングラスをかけることで和らげることができます。
唾液が分泌されると三半規管の調子が整うといわれているため、唾液が出る食べ物を食べるのもオススメです。
炭酸水には、胃腸の調子や自律神経を整える働きがあるといわれています。一方、柑橘類は胃の動きを活発化させ車酔いを誘発することがあるため、柑橘系の炭酸飲料は避けた方が無難です。
ツボは、車に乗る30分くらい前から刺激し続けると乗り物酔いしにくくなります。
内関(ないかん) 手首の中央から3cmほど離れた部分にあります。
神門(しんもん) 小指側の手首の横シワにある少しくぼんだ部分です。
