もうすぐ『こどもの日』|金太郎
お休みの方も、お休みでは無い方も大変だと思いますが、楽しむときは楽しんで、真面目にやるときはキチンとやって、メリハリを持って、事故・怪我の無いようにお過ごし下さい。
G.W.の終わりには『こどもの日』がありますが、外には鯉のぼりをあげて、家の中では兜を飾って、柏餅を食べてというイメージですが、中には兜ではなく『金太郎』の置物を飾る家もあるそうです。
そこで今回は、前回の浦島太郎に引き続き『金太郎』について書いて見たいと思います。
金太郎という名前や、赤い腹掛けをして、まさかりをかついで熊に乗った男の子の姿は知っている人は多いと思いますが、本作の詳しいあらすじは意外と知られていないかもしれないので、まずは簡単に紹介しておきます。
この金太郎ですが、顔の色や腹掛けが赤く染められているなど、イメージカラーは『赤』です。
ちなみに、金太郎は源頼光に仕えているとき『坂田金時』と名を変えていますが、この金時が『金時豆』の由来とされています。
坂田金時は真っ赤な肌をしていて、その色は力を入れるとさらに赤くなったためだとか。
最後に、金太郎といえば「金太郎飴」が有名ですが、でもどうして金太郎なんでしょうか? その理由には諸説あるようですが、関西で人気だった「福助」や「お多福」の絵柄が入った飴を関東向けに販売するときに、関東から近い足柄山の金太郎をデザインに選んだことから金太郎飴が誕生したそうです。
物語としては、桃太郎や浦島太郎に比べ印象の薄い金太郎ですが、キャラクターとしては他の二人に負けていません。
名前に由来するものもたくさんありますから、まさに「金」太郎ですね!
