トレーニングが、筋肉が、必要なんです。
前回のブログで、トレーニングは好きにならなくてもいいけど、必要だと思ってもらえたらと書きました。
トレーニングといっても色々な目的があると思いますが、ここで書くのは筋肉を増やす為のトレーニングについてです。
筋肉というのは生物にとって必要不可欠なもので、あるに越したことはありません。筋肉があるということはメリットだらけです。
筋肉は30歳を過ぎたあたりから、毎年1%ずつ減っていくといわれています。
・内臓脂肪の蓄積による生活習慣病リスクの増大。その他病気リスクの増大。
・自力で思うように動けなくなる(ロコモティブシンドローム)それによる
筋肉が衰えるスピードはとても速い。何もしないと太ももの筋肉は、30歳から80歳までの間に約半分の太さにまで変化してしまいます。
これはあくまでもほんの一部で、筋肉が無くなる事のデメリットはまだまだあります。
あらゆる運動の為の動力源となる。活動的で、やりたいと思うことが出来る。
・エネルギーを消費して熱を作り出し、体温を生み出す熱源とはる。
・ホルモンのような生理活性物質(マイオカイン)を分泌する内分泌器官
マイオカインは筋肉が分泌するホルモンの総称でして、これが非常に優れものです。
脳に作用して神経細胞を増加させたり、減少を防いだりする効果を認める研究があります。
これにより脳そのものが鍛えられ活性化します。その結果認知症の予防や記憶力の向上、思考能力の向上など、勉強や仕事において大いにプラスとなります。
その他体内の糖や脂肪細胞、肝臓などにも良い影響をもたらし、糖尿病や動脈硬化、脂肪減少を促進させる効果もあります。
これもま〜メリットの一部ではありますが、これだけでも筋肉があったほうが良いというのは理解して頂けると思います。
ただこのメリットを得るには日常生活以上の負荷が掛かった辛いと感じるトレーニングが必要となるわけです。
だけどもだけども、特に高望みするわけでもなく、ごくごく普通に生きていくだけでも上記のメリットは必要となります。
