カラダを温める|ツボ
体が冷えると血流が悪くなって血液もドロドロになり、酸素や栄養素が体の隅々まで運ばれなくなってしまいます。また、老廃物も排出されず、体内に蓄積されてしまいます。 それ以外にも、冷えによって免疫力も低下してしまいます。免疫力を決定するのは腸です。体温が1度下がると、免疫力は30%低下するともいわれています。
ウェイトトレーニングで筋肉量を増やすことも大切ですが、ウォーキングやストレッチ、エアロビクス、ホットヨガなども、冷え対策としてだけでなく、健康の維持・増進に役立ちます。また、腹式呼吸や質の高い睡眠も冷え対策に効果的です。 血流が滞ると冷えにつながるので、体を締め付けるような服やブーツは極力避けたほうがいいですが、身につけた場合は入浴で血行を促進するなどのケアを必ず行うように心掛けましょう。
冷えの原因は日々の生活習慣と生活環境の両方にあるため、日々の暮らし方や生活空間の気温を意識し、対策することが大切です。冷えは慢性的な体の不調や、さまざまな病気を引き起こすリスクを高めます。暑いと感じる夏場でも、冷房の使い方や冷たい飲食物のとりすぎに十分気を付けて、体を冷やさないようにしましょう。