内臓脂肪と皮下脂肪
正直世界中の人がホッとしたんじゃないかなと思いますが、既に代表に決まっていた人たちは不安かもしれませんね。
みんなにとってハッピーな形で開催できることを願うばかりです。
そして世界を見渡すと、いよいよ新型コロナの猛威が凄いことになっています。
そのためには、やっぱり不要不急の外出を控えることになると思うのですが、気になるのは運動不足。
そこで今日は、『脂肪』のことについて少し書いてみたいと思います。
脂肪には、実は『白色』と『褐色』という2つのタイプがあります。
褐色脂肪は人体にとても良い働きをします。主に新生児についていて、熱を生むのがその主な役割りです。
なぜ熱を生むことができるのかというと、褐色細胞は食物をエネルギーに変える(=代謝)働きを持つミトコンドリアが、白色脂肪の約1,000倍もあるからです。
以前は大人には褐色脂肪はついてないと思われていたのですが、成人の体内にも褐色脂肪が存在し、褐色脂肪が沢山ついてる人の方がついてない人より痩せている傾向があることが発見されました。
推定によると、脂肪50gには約300キロカロリーのエネルギーを溜め込めるのですが、褐色細胞は50gで1日300キロカロリーのエネルギーを燃やすことが出来るそうです。
次に白色細胞ですが、こちらは『皮下脂肪』と『内臓脂肪』という、2種類の脂肪があります。
皮下脂肪がついてしまうのは『カロリーの過剰摂取』と『運動不足』が原因となります。 日頃から摂取カロリーが消費カロリーを上回ることでどんどん脂肪が蓄積してしまいます。さらに運動不足は脂肪の蓄積を助長してしまいます。また女性の場合、授乳期の貯えとして皮下脂肪を溜める働きがあることも押さえておく必要があります。
内臓脂肪は『腹腔』という腹筋の内側についている脂肪を指します。皮下脂肪と比べて、お腹周りにつきやすく女性よりも男性に多く見られることが特徴です。
なぜ内臓脂肪がそんなに危険なのか、明確な結論には至っていませんが、一番有力なのは脂肪毒性説です。
