こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。

昨日は蒸し暑かったですね〜。 一転今日は、予報では7度も低いらしく、今朝は肌寒く感じるくらいでした。

日によってこれだけ温度が違うと、やっぱり体調管理が難しいと思います。

それに加えて、高温多湿による体調不良もあります。今は新型コロナのこともあるので、なるべく体調は良好な状態にしておきたいですよね。

 

そこで今日は、『湿邪』(しつじゃ)というものについて書いていきたいと思います。

 

人間の身体に悪い影響を与える要因を東洋医学では『邪』(じゃ)と呼びます。

それは6つに分類され『風邪』『寒邪』『湿邪』『燥邪』『暑邪』『熱邪』と呼ばれています。

これは天候の変化や毎日の生活習慣の中で積み重ねられるものですが、本来はそれが困った症状につながらないように人がもつホメオスタシス(=恒常性)によって正常に保たれています。

でも、このホメオスタシスでコントロールできなくなったものが『邪』として表面に現れてきます。

この6つの中で雨の日など湿度が高くなることで発生するのが『湿邪』。

 

この湿邪はやっかいで、粘着性があり、湿邪による症状は改善しにくく慢性化しやすいです。

特に胃や脾臓などの消化器官が影響を受けやすく、代謝が落ち、体から余分な水分が抜けにくくなります。その結果、食欲不振、消化不良などを起こし、食べたものがエネルギーとなりにくく、疲れやすくなったり、むくみやすくなったりします。

また身体だけでなく心にも影響を与え、普段健康な人でも、気分が乗らず、些細なことで落ち込みやすくなる傾向が出たりします。

 

他にも、関節に影響を与えることがあります。

どの関節にも骨と骨の間に関節の袋が存在します。その袋の中は関節液という水分で満たされていますが、湿邪はその水分の流れを悪くしてしまいます。

湿邪による関節痛は鋭く痛いというよりかは、重くなんともいえない痛みが出ます。

先ほども書いた通り、湿邪には粘着性があり、少し運動したりストレッチしたりするくらいでは、中々改善せず長期間症状が続くこともあります。

 

湿気の多い梅雨時期を健康に過ごすには、不要な水分を摂取しない、また効率よく排出する。そして、血の巡りをよくすることが大切です。

 

不要な水分を摂取しないために、「水分を摂るのを抑えよう。」と思われるかもしれませんが、それは間違いです。

実は水分を抑えた方がむくみやすくなる可能性が高いです。

人は1日じっとしている状態で約2,5ℓの水分を出し入れしていると言われています。ですが摂取する水分が足りていない場合、身体を栄養する為に使った水分が排泄されずに再利用されます。

その水分は本来排泄されるべき水分なので、水分の流れが悪くなりむくみが強くなります。

水分の摂取は、ガブガブ飲まず一口ずつゆっくり飲むことを心掛けましょう。

 

そしてもう一つは、糖質過多です。

糖分は体内で代謝されると、最終的に二酸化炭素と水に分解されます。

ということは、糖質過多が水分過多を招くということです。

ご飯や麺類、パンや菓子類なもちろんですが、暑くなると気をつけたいのがジュースやスポーツドリンクなどの飲料水です。

これらには、想像以上の砂糖が使われているのでご注意を。

 

体内の水分を効率よく排出するには、入浴と運動がいいと思います。

夏場、暑いと中々湯船に浸からないという方も多いかと思いますが、湯船に浸かり発汗することが余分な水分を排出することにつながりますので、汚れと一緒に要らない水分も洗い流しちゃってください。

運動は言うまでもありません。

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動も勿論いいですが、ウェイトトレーニングなどの無酸素運動をすることで筋肉に刺激を与え、より血流が良くなって水分の排出にも繋がりますので、どちらも合わせて行う方が効率的です。

 

梅雨明けまではもう少し時間がかかるみたいですし、これから夏本番を迎える前にバテない体を作るためにも、今気をつけましょう。

 

 

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

特集記事

未然に防ごう、食中毒。

6/8/2017

1/4
Please reload

最新記事

11/24/2020

11/20/2020

11/9/2020

11/4/2020

Please reload

タグ検索
Please reload

ソーシャル
  • Facebook Classic
  • Twitter Classic
  • Google Classic

パーソナルトレーニング - 加圧トレーニング - 出張トレーニング - 栄養補給アドバイス - ダイエット - 筋肉増強 - 姿勢矯正 - ボディメンテナンス - 鍼灸

© 2017 Training Studio PAC All rights reserved.