1年の折り返し『夏越しの祓』

こんにちは、トレーナーの伊藤道生です。

先週の水曜日は雨でしたが、今日も雨ですね。

梅雨らしいお天気ですが、九州地方はこの時期では記録的な雨量みたいだし、長野の方では震度5程度の地震が起きてるし、なんだか不安になりますね…。

そんな今にピッタリ(!?)な季節行事があるのをご存知でしょうか?

『夏越しの祓』(なごしのはらえ)と言います。

今日は、この夏越しの祓について少しお話ししたいと思います。

 

夏越しの祓とは、旧暦の6月末に行われる、半年分の穢れを落とす行事のことで、後の半年の健康と厄除けを祈願します。新暦に移った現在でも、6月30日ごろ日本各地の神社で行なわれている伝統行事です。

半年に一度の厄落としである6月の『夏越しの祓』。さらに半年後の12月末には、同様に厄除けをする『年越しの祓』があります。この2つは対になる行事で、心身を清めてお盆や新しい年を迎えるためのものです。大晦日の年越し行事のような派手さはありませんが、夏越しの祓も大切な節目の行事とされています。

 

厄落としの方法として『茅の輪くぐり』が行われます。

茅の輪とは、茅(ちがや)という草で編んだ輪のことです。
日々生活していると、さまざまな罪や穢れが生じると考えられてきました。そこで、茅の輪や形代(かたしろ)などで罪や穢れを祓う大祓(おおはらえ)を行うようになりました。

全国各地の神社で行われており、基本的にはどこでも誰でもできます。この行事を行う神社周辺では昔から夏の風物詩になっているため、夜店が出て賑わうところもあり、夏祭りのひとつとして楽しみにしている方もいらっしゃるかと思います。

 

茅の輪くぐりは、日本神話に基づいているといわれています。

昔、一人の旅人が現れ、ある兄弟に一夜の宿を乞いました。弟は裕福であるにもかかわらず旅人を冷たく断りましたが、兄の蘇民将来(そみんしょうらい)は貧しいながらも手厚く旅人をもてなしました。実はこの旅人は武塔神(むとうしん。スサノオノミコトと同一視されている)で、蘇民将来へ災厄を祓う茅の輪を授けました。蘇民将来は、武塔神の教えに従い茅の輪を腰に付けたところ、疫病から逃れられ、子々孫々まで繁栄したということです。
この話に基づき、茅の輪くぐりをしたり、家の玄関に蘇民将来のおふだをつけたりするようになりました。

 

夏越しの祓では、茅の輪のほかに『形代』(かたしろ)による祓を行うところもあります。

人の形をした人形(ひとがた)、人形代(ひとかたしろ)に自分の名前や年齢などを書き、それで体を撫でて人形に罪やケガレを移し、身代わりとして神社に納めます。

人形を川に流したり、篝火を焚いたり、水や火を使う神事で清め、厄を落とします。紙だけでなく、藁などで人形を作るところもあります。また、お清めのために人が直接、川や海に入る地方もあります。

 

また、この時期に食べるものの代表に、『水無月』という和菓子があります。

前回の夏至について書かせて頂いたときにもご紹介しましたが、この時期の風物詩的な食べ物なんですね。

今では、『夏越しごはん』といって、神社で祓えを終えた後に無料で配布しているところや、お店などでも提供しているところがあるそうです。

ご興味のある方は、近くの神社で行われていないか調べて、是非行ってみてください。(^o^)

 

 

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