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今と昔②

  • チーフトレーナー 大橋 友也
  • 2021年10月15日
  • 読了時間: 2分

こんにちは。チーフトレーナーの大橋です。 前回の続きで、現代人と古代人の炎症と生活様式の違いについてです。 生活様式を細かく分析していくとなかなかまとめられた答えが出ないのですが、アメリカの人類学者が3つのパターンでまとめて提唱しているものがあります。 古代に少なかった物が現代では豊富過ぎる。 古代に豊富だった物が現代では少なすぎる。 古代には存在していなかった物が現代に現れた。 多過ぎる、少な過ぎる、新し過ぎる。この3つに分類出来ます。 生活様式の違いを多過ぎるで考えると、まずは摂取カロリー、エネルギーが違います。 先進国のデータを調べると、この30年の間でまた更に1日の摂取カロリーは増大を続け、70年代から約400kcalも増えています。 その結果、肥満率が上がり、糖尿病や高血圧の発症率も過去にはないレベルで上がっています。 人類は長い歴史の中で、カロリーが足りない環境に適応するために進化してきました。 その為、私達の脳と身体は低カロリーには上手く適応出来ますが、高カロリーの摂取状態を上手く処理して適応する事が非常に苦手です。 上手く処理して適応が出来ない結果、内臓脂肪として貯蔵され、長引く炎症へと繋がってしまいます。 しかし、高カロリーや高エネルギーが悪という話ではありません。 過去のブログで何度か書いていますが、極端が悪く、中庸である事が大切です。 高カロリー、エネルギーが多過ぎるという事が悪いのだから、多過ぎなければ良いだけ。 歴史を考えれば、摂取出来る物が増えたという事は人類に多大なる恩恵を与えています。 ただ事実として、古代に比べて高カロリー、高エネルギーの物が増えた。それによる弊害は確かにある。 それを認識したうえで、しっかりとコントロールすれば良いだけの話しです。ただそれだけ。それが重要。 残りの2つはまた次回に…。



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